#302 文章を直すときのチェックポイント

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2014.3.4 #302【石田塾メールマガジン】
文章を直すときのチェックポイント
毎週 火曜日配信

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藤井です。

ウクライナ vs ロシア

という騒動が起きています。

殺し合いは悲惨ですが、
どうしてこういう風になるのかというのは、
結構興味深いです。

個人的には、下記のような人が重要なのかな
と最近勝手に思ってます。

1.煽って儲けた人:
誰が、どんな目的で、
どうやって煽って、どう儲けたのか

2.武器商人:
どこの国が武器を売ったのか

正しいのかよくわかりませんが、
下記のまとめは、ありそうな話です。
http://matome.naver.jp/odai/2139375509026924301


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■ 文章を直すときのチェックポイント

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さて、セールスレター、アフィリエイトサイトなど、
文章を一度書いたら推敲すると思いますが、
その時に気にするといいなというポイントを
2つ挙げてみたいと思います。

1. わかりやすさ

一番大事なのが「わかりやすさ」です。
思ったよりも読み手は文章を理解してくれません。

理解してくれない理由は、

・ 日本語が(過度に)間違ってる
・ 日本語が(過度に)不明瞭
・ 伝えたい内容が難し過ぎる

といったことが挙げられます。

「難し過ぎる」という点ですが、
伝える内容はできるだけ簡単にしないと、
ターゲットには伝わらないケースが多いです。

例えば、理解している人には当たり前な
下記の話ですら、分からない人には
かなり厳しいです。

目的:

【経費を増やすと税金が安くなる】ことを
読み手に説明したい。


説明内容:

大ざっぱに言うと、

利益 = 売上げ - 経費
税金 = 利益 × 税率 

だから、経費を増やすと利益が減り、
その結果税金が安くなります。

・・・という説明も、分からない人には
全然わかりません。
(僕これ実際に「全然わからない」
といわれてショックを受けました。)

式が二つ出てる時点で結構厳しいです。

文章を書くときは、
小学5年生くらいの子供に説明する
イメージでちょうどいいです。

平均的な小学5年生だと
「経費?はぁ?(ポカーン)」です。

「混乱した脳はNoと言う」
という法則というか格言がありまして、
ポカーンとされたらその時点で負けです。

ですので、できるだけわかりやすく、
メッセージをシンプルにする必要があります。

もし、説明したいことが難し過ぎるようでしたら、
思い切って全部削除し、別の話に変えましょう。

(もちろん、ターゲットがある程度知識を持ってたら
ある程度難しくても問題ありません。)

2. 主張する内容は十分にインパクトがあるか

例えば、手元のリンゴが美味しいことを
理解してもらいたいとして、
まずリンゴが美味しい理由として
「何を主張するか」を決めます。

このとき、主張する内容は十分にインパクトが
あるかを考えます。

例えば、「糖度が高い」ことが理由だとすると、
どう頑張って言葉を整えて、煽り文句を入れて、
ブレットをたくさん入れて、体裁を整えても、
伝わることは「糖度が高い」ことです。

それ以上にはなりません。

表現をいくら工夫しても、
「糖度が高い」という以上の
インパクトにはならないということですね。

よくある勘違いとして、
「しょっぼい内容でも、文章がよければ
すっごい魅力的に伝えられる」
というのがあります。

これは大きな勘違いだと思います。

文章を1行で要約してみて、
しょうもない内容だったら、
どれだけ工夫して長いコピー書いても
大体しょうもないです。

実際には、話している内容で90%くらい結果が
決まってしまいます。

余談ですが、力のあるコピーライターに、

「このリンゴを売りたいので、
糖度が高いことを説明するキャッチコピーを
書いてください。
『甘い!』のなんかオシャレな
言い回しないですか。」

などと依頼するのはもったいないです。

力のあるコピーライターなら、
糖度を使うか、もっと別の切り口を使うか、
状況によって最適な選択をするはずです。

それなのに、初めから切り口を
「糖度」に限定すると、
コピーの可能性を大幅に狭めます。

糖度以外の切り口として、例えば、

「同じリンゴを作るために○○国の王様が
1500人のスパイを青森県に送り込んだ。それほど美味い。」

「ミシュラン3ッ星シェフが秘かに大量仕入れしている。
それほど美味い。」

「このリンゴが美味しすぎて、戦争になったことがある。
それほど美味い。」

みたいなのがあれば、
それを使うかもしれません。
(もちろんこれは今適当に考えました。)

話す内容が十分インパクトがあったら、
残りの10%くらい
「うまい表現ができないか」
「オシャレな言い回しができないか」
などを工夫します。

世界一の食通が認めたリンゴ
世界一の食通がついに認めたリンゴ
世界一の食通が秘かに認めたリンゴ

言ってることは大体同じですが、
多少は反応に差が出るかもしれません。

このあたりを注意すると、
文章がよくなるかなと思います。

ご参考にしていただければ幸いです。

(藤井)


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■ 編集後記

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神田昌典の「不変のマーケティング」を
読んでいます。これは確かに面白い。
いろいろなアイデアが次から次へと出てきて
メモをとる手が止まらないくらいです。

まあ、これも自社がいろいろな問題を
抱えているのでその解決策がどんどん
浮かんでくるということですが。。

やはり面白い本(とりわけビジネス書)は
こうでなくちゃいけないと思う。

どんどん新たな発想を読み手に与える的な。

あ、ちなみにこの本キンドル化されてなく
自炊屋さんでPDF化してもらって
読んでます。

(石田)

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2014年3月4日 第302号発行

アカデミアジャパン株式会社
発行責任者:藤井 俊緒

お問い合わせはこちら→ ask@maiei.net


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