#363 教え方について

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2015.6.16 #363【石田塾メールマガジン】
教え方について
毎週 火曜日配信

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藤井です。

僕の両親は学校の先生です。
僕の奥さんのお父さんも学校の先生です。

僕自身、教え方には自信があって、
学生の頃の家庭教師は順番待ちが
出来るほど繁盛しました。

僕が家庭教師をしに行くと、
その子の友達も家に来てて、
一緒に見てあげたりしてました。

中学3年、英語のアルファベットを
書けるかも怪しいような、
英語の成績5段階評価で「1」とか
「2」の子を、4ヶ月で英検3級
に合格させました。

平均点5点の子が、
3ヶ月で平均点40点とってました。

数学は70点だったと言って、
ものすごく喜んでました。

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■ 教え方について

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というわけで、僕が考える勉強の
教え方について、簡単にまとめて
みたいと思います。

仕事の教え方など、何か参考にして
いただければ幸いです。


(1) 生徒の能力を100%信頼する。

生徒の事を、「できない子」と考えては
いけません。

必ず「この生徒は、できる子だ」
という前提で教えます。

自分で自分を「バカ」だと思っていて、
親からもバカだと思われ、
恐らく学校の先生からもバカだと
思われている子でも、きちんと教えたら
実は優秀な子だったというケースを、
何度も見ています。

仮に「できない子」なのであれば、
それは100%教師の責任です。

(2) 生徒が何を見ているのかを考える

簡単な数学の公式など、
分かっている大人から見れば
自明の事でも、分からない生徒には
なんの事かわかりません。

ここでなぜ分からないかを
洞察する必要があります。

一番多いケースは、
それを理解するのに十分な情報を
教師が与えられて
いなかったというものです。

それに気づけず、教える側が、
生徒のせいにすることは、
非常に多いように思います。
(悪い教師ほど、生徒がバカなので
伝わらないと考えがちです。)

次に多いのは、生徒が何かを
勘違いしているケースです。

勘違いしていたとしても、
勘違いの内容を洞察するのは、
教育者の仕事です。

仮に洞察できなければ、
生徒の能力が足りないのでは無く、
教師の教育スキルが足りないわけです。


(3) 生徒の自尊心を最大限尊重する

自尊心は自ら考え行動する
大きな原動力です。

「お前はバカなんだから
人一倍頑張れ」

と言っても、自尊心はくじけ
何も頑張りません。

仮に計算ドリルを頑張ったとしても、
根に「僕はバカだから」があるので、
学習に何の工夫も生まれず、
単純作業の繰り返しです。
(↑こういう感じになっている
社会人も多そうです。)

「君は十分優秀だから、
安心してまずはやってみよう。」

が正しいメッセージです。

(4) きちんと教えた方が
圧倒的に時間の節約になる

教える事というのは骨が折れます。
時間もかかりますし、
教えたことを生徒が理解して
くれないことに対して、
ストレスもあります。

それでも、きちんと教えると、
その後生徒は自発的に
動くわけですので、
長い目で見て圧倒的に
時間の節約になります。

あとから、
「なんでこんな点数取ったんだ!」
とか「どうして勉強しないんだ!」
とか無駄にガミガミしたり、
悩んだりする時間がなくなりますしね。

ストレスも全然かからなくて
お勧めです。

以上4つ、教え方の僕なりのコツを
まとめてみました。

それと、
「プログラマは優しくて、
教えるのがうまい人が多い」

って聞きますけど、教育は
プログラミングに似ているのかも
しれません。

プログラムがおかしい動き方を
したときに、怒っても悩んでも
解決しません。

そうではなく、
どこにバグがあるのか調査して、
1つ1つつぶしていきます。

一通り直すと、
あとは勝手に動きます。

教育も、生徒の話を聞いて、
何を勘違いしているか洞察して、
1つ1つ解決してあげていく作業に
近いのかなと思います。

僕は生徒への教え方しか
わかりませんが、ひょっとして
社会人になってから人に
仕事を教えるのにも
何かしらご参考に
していただければと思い、
今回記事を書きました。

ご参考にしていただければ幸いです。


(藤井)

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(藤井)

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■ 編集後記

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前田です。

昨日、ついに恐れていたことが
起こりました。

なんと、息子が愛犬のう○こをつまんで
投げてきたのです!!

当たらなかったからよかったですけど。。

今まで、愛犬がウンチをするところを
興味深そうに見守っていたので、
いつかこんな日が訪れることは
覚悟していましたが・・・

恐怖以外の何物でもありません。

クセにならないことを祈るばかりです。

(前田)

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2015年6月16日 第363号発行

アカデミアジャパン株式会社
発行責任者:藤井 俊緒

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